☆社会見学(ライン工房)☆

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こんにちは(*^-^*)
4月 目前!桜は既に満開の様です💖


2月は「光の春」、3月は「音の春」、4月は「温度の春」と言います。
2月になると陽の光から春の兆しが感じられ、3月には雪解け水の音や鳥のさえずりなど春の到来を伝える音を楽しむことができます。
そして、「春分の日」を越える頃から気温が上昇し、いよいよ本格的な春がやってきます。「寒さ暑さも彼岸まで」という言葉もありますね。

昔の人の言い伝え通り、最近は暖かく過ごしやすい日が続き、たんぽぽっ子も元気いっぱいです!

さて、今日のお出かけ先は「就労移行支援事業所 就労継続支援B型事業所 ライン工房」さんです。
就労移行支援事業所とは、「企業で働きたい」「就職してお給料をもらいたい」・・・という思いを実現することを目指して、障がいをもつ成人の方々が仕事をするために必要なことを学んでいくための場所です。
「ライン工房」さんでは、パン・焼き菓子・コーヒー製造等が行われています。

出発前には、お集まりをして、社会見学の時のお約束を確認しました。
「静かに過ごす」「勝手に物にさわらない」「走らない」等、マナーを守って、
楽しく見学しましょうね。
代表あいさつの係も高学年の子どもたちが率先して引き受けてくれました。

ライン工房に到着したら、まず施設長さんのお話を聞きました。
ライン工房ではどのようなお仕事をされているのか、教えていただいた後は、さっそく見学に案内していただきました。

クッキー製造のお部屋では、甘いクッキーの香りが充満していました。
クッキー一つ一つ「〇グラム」と重さを計って丸めていらっしゃいます。
正確に作っていらっしゃる様子をたんぽぽっ子も真剣に眺めました。

「試食をどうぞ」と優しいお兄さんがチーズクッキーを配ってくださいました。
濃厚なチーズの香りに「おいしい!」「どこで買えるの?」と大喜び!

クッキー製造の他に焼き菓子や花のブーケのクラフトを作っていらっしゃるところも見学しました。

お仕事をされている方々の真剣な表情から、たんぽぽっ子たちは働くことのやりがいを直に感じることができたようです。

最後に質疑応答の時間をとっていただきました。
みんなの前で質問の発表をするのは、ちょっと緊張した子もいましたが、
「お仕事は何曜日が休みなの?」「ライン工房のクッキーはどこで売っているの?」等、色んな質問を、自分で挙手して尋ねたり、たんぽぽ職員に耳打ちしながら尋ねることができました。

お忙しい中、見学を受け入れてくださり、様々なことをあたたかく教えてくださったライン工房さん、本当にありがとうございました。

「働く」という漢字を分解すると、「人」のために「動く」となります。
また、「人のために動く」ことの意味として「はた(傍)」を「らく(楽)」にするために「はたらく(働く)」ととることができるかもしれません。
一人ひとりの良さ・願いを生かしながら、自分や周りの人を幸せにするために「働く」―
これからも子どもたち一人ひとりが将来働くことへの希望を感じることができるよう地域の方々と手を取り合わせていただけると幸いです。


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