運動会に向けて~ポンポン作り~

放課後等デイサービス, 室内活動, たんぽぽ長嶺

こんにちは
今日は、11月17日(土)に参加予定の「放課後等デイサービス合同運動会」に向けて、
「ポンポン」作りに取り組みました
イベントに向けて、事前に子どもたちと一緒に準備を進めていくことで、
「運動会ではどんなことをするのかな?」「この道具はどんなふうに使うのかな?」
とイメージを膨らませ、心の準備をしていきます。

「一緒にポンポンを作ってみよう。」
誘われたとき、すぐには興味が向かなかった子も、職員が見本のポンポンを楽しそうに振っている姿を見て、だんだん興味を持ち、ニコニコ笑顔で準備に加わることができました

製作の際、はじめは職員が一つ一つの過程をモデルを見せながら、言葉で具体的に説明します。
その時、モデルや言葉での説明と一緒に提示しているのが「手順書」です

「手順書」の見方を学び、「手順書」を見ながら自分で作れるようになっていく力も伸ばしていきたいものです。
人から教えられながら取り組むだけでなく、便利なツール(手順書等)を使うことによって「自分一人でできる」という経験を積むことで、主体性も育っていきますね。

二人で協力すてきですね
今回は「手順書を読む」役と「作る」役に分かれて取り組んでいますよ

じょうずに「ポンポン」ができあがりました!
こうやってポンポンを振って、競技に出場しているお友だちを応援しますよ
チアガールみたいですね

帰りのお集まりでは、「11月といえば何?」というテーマで仲間集めをしました。
自分が見聞きしたことを思い出しながら発表する子もいれば、
「季節の図鑑」をみて、「文化の日」「勤労感謝の日」などの祝日や、
「立冬」など二十四節季の言葉を教えてくれる子もいました

そして、みんなで言葉集めをしているうちに・・・
「11月といえば何?」の仲間集めの中に、たんぽぽのお友だちの誕生日を入れるかどうかで、
議論になりました
「お友だちの誕生日はカレンダーの方に書いてあるから、仲間集めには書かなくてよい。」
という意見と、
「みんながよく見ている仲間集めにも、お誕生日を書いてほしい」という2つの意見が提案されました。どちらの意見も筋が通っています。
すぐにどちらか一つに話をまとめるのは難しいようだったので、
今回は決は採らずに一人一人の意見を聞いていく時間を設けました。
子どもたちも職員も、自分の考えや思いを発表することができましたよ

答えがすぐに出ずとも、いろんな意見をみんなで話し合う時間を持つことはとても大切です
話し合いを通して、多様な価値観に気づき、自分の考えを持てるように、
そして、それを表明できることで、お互いの価値観を大事にできるように、
安心して話しあえる関係を作っていきたいですね

年齢が上がるにつれて、大人や意見がはっきりしている子の価値観を感じ取る力が伸びてきますが、周りが求める答えしか言えなくなったり、自分の本当の考えを言えなくなることは、もったいないことです

自分の考えが多数派と異なるとき、その考えを伝えることはとっても勇気がいりますが、
お互いの考えを否定しない仲間関係を作っていきながら、のびのびと意見を言い合えるたんぽぽにしていきたいですね
そういう場をみんなで作っていくことで、自分も周りのお友だちも、大きく成長することができます


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