「西南戦争資料館」へ行きました。
こんにちは(*^^*)
今日は、1月から始まったNHK大河ドラマ「西郷どん」について詳しく知るために、
田原坂「西南戦争資料館」へ見学に行きました。
出発前に「西南戦争~田原坂の戦い~」についてみんなでお勉強。
「西南戦争」とは、今から141年前の明治時代のできごとで、西郷隆盛率いる薩摩軍(30000人)と新政府軍(70000人)の戦いです。
西南戦争は日本人同士による最後の戦争。その後、「日本人 対 外国」の戦争がはじまります。
田原坂は西南戦争があった場所で最も激しい戦いがあった場所です。
さて、今日の天気は雨☂
「雨は降る降る 人馬は濡れる」と熊本民謡『田原坂』の歌にあるように、
実際の田原坂の戦いで薩摩軍と新政府軍が大攻防戦をしていた7日間も、雨やみぞれが降り続いていました。
薩摩軍が使っていた旧式のエンフィールド銃は雨の中では使いづらいため、西南戦争最大の激戦地田原坂で雨が降っていなかったら、歴史が変わっていたかもしれないという話もあるそうです。
天気が歴史をも左右するかもしれないとは、不思議ですね。
みんなで歴史に思いをはせながら、資料館の見学をしました。
リアルなジオラマに、はじめは「西南戦争」にあまり興味を持っていなかった子もくぎ付け。
ジオラマで田原坂の戦いの熾烈な様子を感じた後は、薩摩軍、新政府軍の服装や食料や武器の展示を観ながら、
「寒かっただろうな」「大変だっただろうな」と思いを巡らせました。
「どんなに偉大な人物も、時代を超越することはできない」という言葉がありますが、
歴史を学ぶことで、私たちの人生には「自分が生きている時代」の影響が大きくあることを知ることができます。
過去に生きた人々がどんな願いをもって次の時代を築こうとしてきたのか、激動の明治時代からも学べますね。
これからも、過去の時代や現代について学びながら、未来に向かって平和な時代を作っていけるよう、みんなで手を取り合っていけると良いなと思います。