読書の秋

放課後等デイサービス, 室内活動, たんぽぽ長嶺

こんにちは
日に日に秋が深まり、イチョウの葉が色づきはじめています

10月いっぱいかけて準備を進めてきたハロウィンパーティも、先週土曜日に無事に終えることができました
「楽しかった~!」という感想も聞くことができ、準備をしてくれたみんなに「感謝」の一日でした
ハロウィンパーティに参加できなかった子も、今週一週間、ハロウィンゲームや衣装を楽しめるようにしたいと思いますので、ぜひ遊んでみてくださいね

さて、11月は「〇〇の秋」というテーマで1ヶ月活動に取り組んでいきたいと思います
さっそく今日は「読書の秋」を満喫したお友だちがいますよ
林明子さんのやわらかいタッチのイラストに心もほっこり温かくなりますね

ところで、どうして「読書の秋」と言われるのでしょうか
諸説ありますが、古代中国の唐の時代の詩人「韓愈(かんゆ)」の漢詩が由来という説が有力だと言われています

韓愈が18歳の息子へ学問の大切さを詠んだ「符読書城南詩」という詩の中に次の一説があります。
「灯火親しむべし」
その意味は「涼しくて長い秋の夜は、灯火の下で読書をするのに適している」という意味です
韓愈は息子へ「学問には読書が一番だ」という思いをこめて、詩を詠みました
秋は、気温が18℃前後で、人が一番集中しやすい気候です
私たちも韓愈の勧めに倣って、秋の季節にたくさんの本に触れていきたいですね

読書の他には、宿題に集中しているお友だちやあやとりを楽しむ子たちがいました
今日は室内で穏やかに過ごすことができましたよ

帰りのお集まりでは、久しぶりに「絵本の読み聞かせ」も行いました
「絵本の読み聞かせ」や「読書」を行うことによって、会話の中では触れることの少ない言葉や表現にも触れることができ、子どもたちの語彙力や表現力を伸ばすことができます
そして、子どもたちが物語を楽しみながら、登場人物の心情の変化を言葉やイラストを通して追体験することによって、「感情やその原因を表す言葉」を身に着けていくことができます
感情を表す言葉を豊富に身に着けることは、「感情を自己コントロールする力」にもつながります

これからも、子どもたちにたくさんの本に触れていってもらいたいと思います


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